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防水工事の基礎知識:目的と重要性を解説

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防水工事とは?

防水工事は、建物に雨水や湿気などが浸入するのを防ぎ、建物の寿命を延ばすための工事です。雨漏りを防ぎ、建物の耐久性を高め、室内環境を快適にすることを主な目的としています。

なぜ防水工事が必要なのか?

雨漏りの防止

雨水が建物内部に浸入すると、建材の腐食やカビの発生、電気系統のショートなど、様々なトラブルを引き起こす可能性があります。

建物の耐久性の向上

防水工事により、建物が雨水や湿気から保護され、建物の寿命が維持できます。

室内環境の改善

室内が常時湿潤状態の環境になると、カビやダニが発生しやすくなり、アレルギーの原因となることもあります。防水工事は、室内環境を快適に保つためにも重要です。

防水工事の種類

防水工事には、様々な種類があります。主なものとしては、以下のものが挙げられます。

シート防水

ゴムシートや塩化ビニルシートなどを張り合わせる工法です。

メリット: 施工が比較的簡単で、条件により安く抑えられることがあります。
デメリット: シートの継ぎ目から水が浸入する可能性がある。

塗膜系

液状(ペースト状)の塗料を塗布して被膜を作る工法です。

メリット: シート系と異なり、張り合わせる工程がないため、全体的に平滑になる。故に水が侵入しにくい。
デメリット: 均一な厚さを保つことが難しい。

その他

ウレタン、FRP、シーリング材など、様々な材料を用いた工法があります。

防水工事の施工場所

防水工事は、建物内の様々な場所で実施されます。

屋根・屋上

雨が直接当たる場所であり、防水工事は特に重要です。

ベランダ・バルコニー

雨水や湿気が溜まりやすい場所であり、防水工事が必要となります。

浴室などの水回り

浴室やキッチン、洗面所などの水回りは、常に水や湿気にさらされるため、防水対策が非常に重要です。

外壁・サッシ周り・打ち継ぎ・目地

経年劣化したサッシ周り、目地、打ち継ぎ又外壁のひび割れなどから水が浸入するのを防ぐために、防水工事を行います。

防水工事の選び方

防水工事の選び方としては、以下の点が挙げられます。

建物の構造や素材

建物の構造や素材・立地条件・使用環境によって、最適な防水工法が選択されます。

使用場所

防水工事を行う場所によって、求められる機能は様々です。

予算

防水工事の費用は、使用する材料や施工範囲によって大きく異なります。

耐久性

通常、全面防水の場合には施工保障として10年、全面防水でない場合には適宜協議のうえ決定になります。

防水工事の注意点

注意点は主に以下の3点です。

下地処理

防水工事を行う前に、しっかりと下地処理を行うことが重要です。下地処理が不十分な場合、防水層が剥がれてしまう可能性や防水層が破損する場合もあります。

定期的な点検

防水層は、経年劣化によって機能が低下します。従って、定期的な点検を適切に行い、必要に応じてメンテナンスを行うことが重要です。

専門業者への依頼

防水工事は、専門的な知識と技術が必要となります。必ず専門業者に依頼するようにしましょう。

防水工事の費用

防水工事の費用は、建物の規模や施工範囲、施工条件、使用する材料などによって変化します。同じ条件下の元で積算するとシート系と塗膜系の最終的な費用に大きな差はありません。

まとめ

防水工事は、建物を中長期維持するために不可欠な工事です。雨漏りを防ぎ、建物の耐久性を高め、室内環境を快適にするために、適切な防水工事を行うことが重要です。

その他

保証

防水工事の保証: 防水工事には、建築基準法で定められている10年保証が適用されます。
※建物の構造や条件により異なります。

診断

防水工事を行う前に、建物の状態を診断してからリノベーションを実施することをおすすめします。

補助金

一般家屋の塗装や防水工事を行う際には一部の自治体では、住宅の屋根・外壁などのリフォームに対する補助金制度が設けられている場合があります。(2024年)

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