1. 主要ページへ移動
  2. メニューへ移動
  3. ページ下へ移動

お役立ち情報

記事公開日

止水工事の基礎知識|種類・費用・選び方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

止水工事とは?初心者にもわかる基礎知識

止水工事の目的と重要性

止水工事は、すでに建築されている建物の内部に水が浸入するのを防ぎ、構造物の劣化や腐蝕を防止するために行います。特に地下や外壁、屋上などの水の浸入リスクが高い場所に採用されます。漏水を放置すると、建物の構造体が劣化し、耐久性や安全性が低下する恐れがあります。そのため、止水工事は建物の長寿命化にとって非常に重要です。

よくある止水のトラブル事例

よく見られるトラブルには、以下のようなものがあります。
◆地下室の浸水:地下水位の上昇や雨水の浸入により、地下室が浸水するケース。
◆外壁のクラック(ひび割れ)からの漏水:経年劣化や地震などで生じたひび割れから雨水が浸入。
◆防水機能の低下:排水口の詰まりや防水層の劣化により、屋上に水が溜まり漏水の原因となるケース。

止水工事の主な種類と特徴

シーリング工事とは

シーリング工事は、建物の隙間や目地部分に防水性のある材料(シーリング材)を充填する工事で、主に外壁や窓周りなどに用いられます。

コーキング工事との違い

コーキング工事はシーリング工事とほぼ同義で使われることが多いですが、主に住宅分野では「コーキング」、大型建築では「シーリング」と呼ぶ傾向があります。

特殊止水とは

通常の方法では止水が難しい場所に用いられるのが特殊止水です。地下構造やトンネル、地下街、プールや貯水槽など多く採用されます。RC(鉄筋コンクリート)構造であれば、どこでも施工可能です。

注入工法のメリットと用途

コンクリートのクラック(ひび割れ)や打継ぎ部に止水材を高圧で注入する工法です。目に見えない水の通り道を塞ぐのに効果的で、漏水の根本解決に繋がります。

止水工事の施工手順と期間の目安

現地調査から施工までの流れ

止水工事の一般的な施工手順は以下の通りです:
①現地調査:漏水箇所の特定と原因の分析。漏水箇所の特定だけでなく、建物の構造や周辺環境も考慮します。
②工法の選定:建物の構造や漏水の状況に応じた最適な工法を選定します。
③施工:選定した工法に基づき、実際の止水作業を行います。
④仕上げ確認:施工後の漏水状況を確認し、必要に応じて追加対応を行います。
施工期間は、最短半日。工事の規模や内容によって日数が算出されます。

施工にかかる期間と注意点

施工期間中は、作業範囲や建物の構造により期間は異なりますが、工事箇所への立ち入り制限や騒音など、居住者様や利用者様への影響が考えられます。そのため、事前に十分な説明と調整が必要です。また、施工後も定期的な点検を行い、再発防止に努めることが重要です。

信頼できる止水工事業者の選び方

実績と専門性をチェック

過去の施工実績や専門的な知識・技術を持つ業者を選ぶことが重要です。特に、似たような建物や漏水事例の対応経験がある業者は、信頼性が高いと言えます。

見積もり比較と対応の丁寧さ

複数の業者から見積もりを取り、金額だけでなく対応の丁寧さや説明の分かりやすさも比較しましょう。信頼できる業者は、詳細な説明と透明性のある見積もりを提供してくれます。

アフターサービスの有無も確認

施工後の点検や保証体制が整っているかも大切なポイントです。万が一の再発時に迅速に対応してくれる業者を選びましょう。

止水工事の費用相場とコスト管理

費用に影響する3つの要素とは

□工法の種類:選択する工法によって材料費や作業時間が異なります。
□施工範囲の広さ:施工面積が広いほど費用も増加します。
□建物の構造や状態:複雑な構造や劣化の進行度合いによって、追加作業が必要になる場合があります。

予算内に収めるコツ

◆複数業者の比較:複数の業者から見積もりを取り、最適なプランを選ぶ。
◆必要最小限の工事範囲の設定:本当に必要な箇所に絞って施工を行う。
◆定期的な点検とメンテナンス:小さな劣化を早期に発見し、建物の長寿命化を目指します。

まとめ|止水工事で快適な建物環境を維持

早めの対応が長寿命化の鍵

漏水は放置すると建物全体の寿命を縮める原因となります。小さな異変に気づいた時点で、早期の対応を心がけましょう。

専門業者との連携が成功のポイント

止水工事は専門的な知識と技術が求められるため、信頼できる業者と連携して進めることが、快適な建物環境を維持する秘訣です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

CONTACT

お問い合わせ

お問い合わせはメール・お電話にてお受けしております。

漏水や修繕の相談などお気軽にご連絡ください。

お電話でのお問い合わせ

046-220-5401

9:00~17:00 ※土日・祝日除く